話し方・伝え方

「話し方」って、人によって千差万別。個性があって当然ですが、わかりやすい、聞き取りやすい話し方の基本を知っておけば、一生役立ちます。それだけでなく、話し方によって得られる共感や逆に損なう信頼もあります。 話し方ってとても … 続きを読む

プレゼンテーションの基本2ストーリー編

プレゼンテーションの基本1「思いを伝える」で、「プレゼンって怖くない」ことを伝えました。とはいえ、伝えたいことをどのように組み立てたらいいのか、聞き手に関心を持ってもらうにはどうしたらいいのだろうか、悩みは尽きないと思い … 続きを読む

プレゼンテーションの基本1思いを伝える

地域活動だけでなく、事業活動や学生の研究発表など、様々な場で必要なプレゼンテーションですが、「なんか苦手」と思う人も多いと思います。でも大丈夫。プレゼンテーションは何より「思い」が大切。 流暢でできなくても、理路整然とか … 続きを読む

京都大学「エコ~るど京大」を取材しました。

取材の感想

 「エコ~るど京大」に参加し、プロジェクトの企画や実施に携わった学生さんたちは、在学中にものすごく成長するのだろうと感じました。多くの人にSDGsを知ってもらい、暮らしや事業活動に取り入れてもらうため、学生だけでなく、京都市や企業とも議論を重ね、協力を引き出す経験は、はかりしれない成長をもたらすものと感じます。

取材日時 20201020日(火)10:3012:00
訪問先  京都大学(京都市左京区吉田本町)地球環境学堂学生室
対応者  浅利美鈴さん(京都大学地球環境学堂准教授)、奥野真木保さん(京都大学3回生)
取材   堀 孝弘(京都市ごみ減量推進会議)

まず、エコ~るど京大って何?

エコ~るど京大とは、学生と教職員の有志が主体のネットワーク。多くの人が楽しく考え、参加できる企画を通じて「持続可能なキャンパス」の実現を目指しています。学生に限らず社会人や小中高校生、など様々な世代を巻き込んだ活動を展開しています。
活動資金の大部分は、プロジェクトごとに助成金を獲得したり、企業から協賛金を得ることで賄っていて、参加メンバーから会費は取っていません。事務局は京都大学環境科学センター内にあります。

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亀岡市環境事業公社「3Rキッズ・チャレンジ」を取材しました。

取材の感想

地域の小中学校、幼稚園、保育園(以下、学校)と信頼関係を築き、学校現場と打ち合わせを重ね、ニーズを聞き出したうえで、環境学習を実践しています。環境学習はひとつの手段。地元を愛し、地域の環境を大切にする人を育むことを目的に取り組んでいます。

取材日時 20201016日(金)13:2015:30
訪問先  公益財団法人亀岡市環境事業公社(亀岡市大井町)
対応者  塩尻知己さん(理事長)、上田賢さん、橋本麻里さん
取材   堀 孝弘(京都市ごみ減量推進会議)

始まりは2014

亀岡市は市街地周辺に多くの自然が残り、盆地と周囲の山がひとつの世界を構成しています。亀岡市環境事業公社は亀岡市内の家庭ごみ等の収集作業に携わる法人。市民のごみ減量意識や行動が定着すれば、皮肉なことに公社の仕事は減ります。人口減少もあり、ごみも減ってきましたが、大切なことは、ふるさとを愛する心、環境を大切にする人を育むこと。そのような人を増やす仕事はますます必要との思いから、2014年から、市内の学校への環境学習に取り組むことになりました。

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SILK「イノベーション・キュレーター塾」を取材しました。

取材の印象

参加者自身の関心、社会課題、ビジネス性(収益)、この3つを、いずれも高い次元で実現できる人材育成を目指した講座です。その先にあるのは自己実現。受講費はそれなりの金額ですが、取材時までの5期、応募は毎回定員に達しています。参加者の関心は環境問題に限らず、多様な経験とスキルを持った人たちが集っています。

日 時:2019年10月29日(火)13:00~15:00
訪問先:京都市ソーシャルイノベーション研究所(SILK) 会議室
訪問者:松田直子,堀家沙里(認定NPO法人環境市民)

設立までの経緯

・「京都市ソーシャル・イノべーション・クラスター構想」の推進拠点として,公益財団法人京都高度技術研究所(ASTEM)内に2015年4月に設置された。
・京都市ソーシャルイノベーション研究所(以下,SILK)は,市民,企業,NPO,大学等の多種多様な組織や個人が,京都で社会的課題の解決に挑戦することで,過度の効率性や競争原理とは異なる価値観を日本はもとより,世界にも広めることを目的としている。

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京都大学森里海連携学教育研究ユニット「京と森の学び舎」を取材しました。

取材の印象

 対象年代を20〜40歳代に設定し、募集および受付もこの年代に限定するなど、どのような目的で、どのような人たちを育成したいか明確にした運営をしています。修了者には京都大学の研究ユニットのサポートがあり、講座修了者とともに発展したいという姿勢が、主催者から感じられます。

日 時:2019年8月27日(火)10:00~12:30
訪問先:京都大学 森里海連携学教育研究ユニット 赤石研究室
訪問者:松田直子,堀家沙里(認定NPO法人環境市民)

設立までの経緯

・地球環境問題の多くは,森林,河川,沿岸,海洋等の生態系間のつながりやこれら生態系と人間社会とのつながりが損なわれてきたために生じたのではないかという考察のもとに,これらのつながりを科学的に解明し,人と自然の関わり方を考え直すための新しい文理融合型学問として「森里海連環学」が生まれた。
・森里海連環学教育研究ユニットは,社会科学的な研究を行い,森里海の生態系の動きを基盤とした豊かな暮らしが,ダムや護岸工事等により分断されているので,由良川流域等をモニタリングしている。研究から得られたビッグデータを市民に伝え,社会と連携していく。

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古材文化の会「京都市文化財マネージャー育成講座」を取材しました。

取材の印象

 実施主体である「古材文化の会」のミッションと歴史的建造物の保全といった社会課題、参加者の関心、これらの実現を目指す姿勢が見られます。講座の回数も多く、受講者にとってハードルもありますが、取材時までの12期連続、毎回ほぼ定員の応募があるとのことです。修了後の活躍の場づくりも魅力になっていると思います。

日 時:2019年10月28日(月)15:00~16:30
訪問先:認定NPO法人古材文化の会 事務所
訪問者:堀孝弘(京都市ごみ減量推進会議),松田直子,堀家沙里(認定NPO法人環境市民)

設立までの経緯

・日本の住宅の多くが建設しては短期間の使用で壊す,スクラップ・アンド・ビルドの傾向が強いことに危機感を持った永井規男前会長たちが,1992~93年度,京都府林務課の「木質廃棄物再資源利用促進体制整備事業」の「古材リサイクル検討部会」で古材リサイクルのあり方について検討を重ねた。終了後の1994年9月に部会員を中心に,全国組織「古材バンクの会」を結成した。
・古材の情報バンク,優れた木造建築の普及啓発,伝統的木造建築物の再生や再利用の促進等の活動を進め,2001年4月にNPO法人化を行い,2005年3月に組織名称を「古材文化の会」に改めた。

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「3R・低炭素社会検定」を取材しました。

3R・低炭素社会検定実行委員会「3・低炭素社会検定」

取材の印象
 2020年度は残念ながら中止になりましたが、2007年度から実施されている検定です。検定公式テキストは環境問題の全体を俯瞰して学ぶのに適した書籍です。毎年検定は11月に行われ、10月には全国各地で講習会も開催されます。学んだ成果を試す機会としてご活用ください。

《取材日》    201938
《主催団体》3R・低炭素社会検定実行委員会(取材時)
2019年度以降は一般社団法人持続可能環境センター、京都市下京区 https://www.3r-teitanso.jp/
《事業名》    R・低炭素社会検定
《受講者数(直近)》 2017年度 200人程度(2020年度は中止)
《実施講座数》 2017年度 全国10会場以上
《事業目的》 【3R】家庭や職場でのごみ削減・処理の知恵や技術・制度など【低炭素社会】世界における温暖化の実態や家庭・職場・社会 における省エネ・創エネ取り組みなど、確かな知識を持ったリーダーを育てるための検定

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「なごや環境大学」を取材しました。

なごや環境大学実行委員会「なごや環境大学」

 取材の印象
 なごや環境大学は、
他の「講座」や「セミナー」と全く違う運営をしています。名古屋市全体(一部市外も含む)をフィールド(キャンパス)に、既存の講座・セミナーを含めた一体の「学びの場」が創出されています。

《取材日》    2018年11月7日
《主催団体なごや環境大学実行委員会(名古屋市中区 https://www.n-kd.jp/
《事業名》    なごや環境大学

《受講者数(直近)》 2017年度 17,249
《実施講座数》 2017年度 143講座
《事業目的》 市民・市民団体、企業、学校・教育機関、行政が協働でつくる、環境活動のネットワークです。 「環境首都なごや」そして「持続可能な地球社会」を支える「人づくり」「人の輪づくり」を進め、 行動する市民、協働する市民として「共に育つ(共育)」ことを目指しています。

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