映画「マイクロプラスチック・ストーリー」参加者の声

公開が遅くなってしまいました。2022年8月6日10時から12時まで。京都市中京区ハートピア京都3階大会議室にて開催した、映画「マイクロプラスチック・ストーリー」参加者アンケートです。今後この映画の上映を企画される方のご参考になれば、幸いです。

【参加者の皆さんへ】この映画を観られた、あなたの感想、今後やってみようと思うこと、ふだん気になるプラスチックなどなんでも結構です。お知らせください。

・とてもよい映画でした。チャンスがあれば上映企画を持ちたいと思いました。本編の製作アイデアと実現力も立派ですが、日本語版製作のチーム力、組織力も立派ですね。京都(亀岡)もひとつの拠点のようですので、その力を引き出して、キャンペーンが広がるといいと思います。周辺情報をできるだけ集めてみます。

・大人や子どもが立場に関係なく「より環境に負荷が少ない暮らしを実現したい」という思いが強く伝わった。願わくば、この純粋な心が裏切られることのないよう、私たち「大人」は自身の行動を変えていき、これ以上悲しいニュースが増えないよう、暮しを見直さないといけない!

・低学年のこどもにもわかりやすい内容でよかったです。身近なことから、できることに取り組んでいきたいと改めて感じる映画でした。

・こどもたちのまっすぐな思いから、それを支援(アドバイス)する色々な立場の大人たちとの関わりが素晴らしく感動した。佐竹さんのお人柄が作品を通して伝わってきてよかったです。日米のこどもたちに未来を感じ、うれしかったです。わかりやすい(こども目線)の作品で、大人も観るべき作品ですね。メインキング映像を見て、涙が出るくらいうれしく感じました。500人から広がる連鎖が楽しみです。ありがとうございました。

・こどもたちの対話を通して、人間の生活からどのように汚染につながっているか、とてもわかりやすく語られていて、とてもよい映画だと思いました。小学2年のこどもと一緒に参加しましたが、2人とも最後まで集中して見入ってしまいました。ぜひ小学校でも上映会をしてほしいです。こどもたちが専門家の話を聞き、調査や実験を通して、自ら解決方法や自分にできることを考えていく様子にとても感動しました。家庭生活の中でも自分たちのできることを考え続け、行動したいと思いましたし、こどもたちが通う学校でも、ぜひこのように活動してほしいと思います。

・夏休みの課題で「新聞を作る」というので、こどもと一緒にきました。とてもすばらしい取組を知ることができました。

・プラスチックごみをゼロにする事は、現代生活の中では難しい事でありますが、必要最小限まで努力して実施してみたい。プラスチックの環境に与える被害また人体に与える食物連鎖等、映画を拝見してたいへん恐ろしく思いました。亀岡市のレジ袋廃止で桂川が見事にきれいになってきた現実を、毎回付近を散歩していて感じます。

・とても分かりやすい映画でした。小学校で上映できたらいいなと思います。理論編と行動編に分けて、理論編(海での調査、プラスチックが世界を汚す、私たちはみんなマイクロプラスチックを食べている)だけでもいいと思います。まず関心を持つことが大事です。毎日の生活ではプラスチックの多さに疲れることも多いです。プラスチックごみ回収のための作業(洗う、干す、分別する)は限度なく続けなければいけないので、減らすように努めていますが、製品や材料購入では個人の力の限界を感じることも。SDGsと共に取組が広がっていると思いますが、国や自治体はもっと取組を活発にしてほしいです。プラスチックごみ回収の回収の日に出されているものを見ると、きちんと分別できていないものもあり、それらと混ざって回収されたたものが、本当にリサイクルされているのかと思うこともあります。映画吹き替え版製作の様子を見て、広がりを感じました。頼もしいです。

・マイクロプラスチックが選択の時に衣服からたくさん出てくるということは、あまり意識していませんでした。海洋に広がったマイクロプラスチックは今後どうなっていくのでしょうか。適正な処理方法はあるのでしょうか。プラスチックは便利、という意識を変えていくのはなかなか難しいですね。しかし今後の生産量を減らしていかなければならない大きな大きな課題です。

・先週土曜日(7/30)MBSの「ニュースSeven days」という番組を見ていたら。ほんの短時間でしたが、マイクロプラスチックが人(日本人)の体内に侵入していて、プラスチックカード(定期券のような)1枚分、週当たり蓄積されているという趣旨の話が報道された。とうとう来たかと思いつつ、大気中のマイクロプラスチック侵入のことも思い、寒くなりました。この「マイクロプラスチック・ストーリー」の伝える話の事実性、真実性をわかればわかるほど、環境問題が生体/身体問題、健康問題であるとわかりますね。日本語吹き替え版の迫力が。これまでに見た英語版と異なる迫力をもつ理由もわかりました。これはまず全小学校で共有すべき内容だと思います。

・ニューヨークのこどもたちが、市長を動かしたのはすごい事ですね。

・本当に使い捨てプラスチックがなくなる日が来るように思えた。

・吹き替え版を見れてよかったです。さらにプラスチックを減らす取組にまい進したい。

・年初にこの映画を知り、ぜひ見たいと思っていましたので、機会を作っていただき、本当に嬉しく思います。そして有難うございます。神戸市西区に住んでいますが、家の周囲でもごみが目につきます。散歩がてら早朝にごみ拾いをしていますが、51兆個ものプラごみが海を汚していると知り、本当に驚きました。リサイクル率の低さも問題ですが、使い捨てプラスチックを減らすべきですね。この映画はできるだけ多くのこどもたちに見てほしいと思いました。

・私は神戸シルバー大学院で勉強している者ですが、5名でラ・メール~海からのプラスチックレポート~というブログを発信して(週に一回)、5年目になります。マイクロプラスチック・ストーリーについてもブログで紹介しました。その関係もあり今回観に来ました。小学生の活動はもちろん、マイクロプラスチックがどうしてできるのか、動物への影響などアニメも入れて非常にわかり易かった。多くのこどもはもちろん多くの大人に見てほしいと思いました。私たちはこれからもブログを発信し、プラスチックの削減に向けて活動を続けていきたいと思います。

・実態を知ることができ、身につまされました。これから、今から、自分でできることを実践していきます。ありがとうございました。

・ニューヨーク第15小学校の環境教育、4~5年生の取組。プラスチックのマイクロ化による問題を調査・分析して、現状を変えていく取組の内容がとてもわかりやすくて良かったです。日本語吹き替え版にしてもいろんな語り口や字幕もあり、多くの年代が理解のできる内容でした。この中で化学繊維と発泡スチロールの廃止の取組を、こどもたちがどのように進めていったか、とても参考になる内容でした。多くの人に見てもらいたいと感じました。日本語吹き替え版の紹介(メイキング映像)も素晴らしかった。

・生活の中にこんなにプラスチックがあふれていることをまず知ること、プラスチック包装をまず無くしていきたいです。容器包装ごみの多さを見ましょう。

・プラスチックごみの現状、減らすための取組、若い人、こどもたちも理解・参加できる、すばらしいと思いました。私はポイ捨てごみを減らそうと、ごみ袋とトングを常に持ち、ごみ拾いをしています。燃やすごみは黄色い袋に入れ処分していますが、プラ等は分別しています。路上のごみは片づけるとまた、捨てられるのかもと考えます。最近の自然災害が命の危険を伴うような事態も地球温暖化だと考え、今日の映画は元気をもらいました。自分なりにプラ減目指し、ごみ拾いを続けます。

・発泡スチロールなどの食品容器は、だんだんと込み入った形になってきている。健康のためにも気をつけたい。いろんなところで学んでいますが、大変よかったです。

・身の回りのプラスチック製品から減らしています。市民・行政ともに手を携えて、社会の仕組みを変えていくことも伝えています。映画を観た人がやってみよう。声の出演をしたこどもも大人も頑張っている。すごい映画の作り方でそこにも感動した。レッドフック小学校5年生たちの勇気ある行動、小さいときからの環境教育は大切です。ありがとうございました。

・気になった言葉。行動を起こすには調査が大切。海のプラスチックを調べることで、こどもたちがマイクロプラスチックになる様子を知り、問題を実感する。「プラスチックってこんなになっちゃうんだ」→回収したプラスチックを展示。→海の動物たちがマイクロプラスチックを食べてしまう。→科学・データ情報が社会を良くする法律につながる。社会を変えるパワーがある。法律を変えるプロセスに参加する。

・今日はたいへんありがとうございました。この運動がもっとたくさんの人に伝わりますように。

・ごみをへらすことの大切さがわかった。

・商品を買うときは、エコバックを使おうと思った。自分たちでできることをすることが大切だと思った。

・マイボトルに変える。

・これから私も取り組んでいきたいと思いました。

・いい映画です。たくさんの人に見てほしいですね。地域でクリーンキャンペーンをしていますが、個人的にも週1~2回、歩道上のポイ捨てごみを拾って清掃活動をしています。プラごみも多いですが、たばこのポイ捨ても変わらず、たくさんあります。フィルターがプラスチックであり、数年間はそのままで海に流れていきます。たばこの箱にボイ捨てしないように記載させようと運動していきたいと思っています。日本のたばこはどうかわかりませんが、製造工程で乾燥のため、木材が多く使われているそうです。これも良くないです。

・鴨川で行われた川ごみ清掃に参加しました。昔神戸港で台風の後、プラごみが多さにびっくりしました。半分になったポリタンクやペットボトルをたくさんありました。鴨川もどうなっていくのでしょう。本日はお疲れさまでした。

・この映画を日本の学校で上映するのはどうしたらいいのでしょうか。きっと大人の中には、プラスチックを嫌ってしまうこどもが出てくることを面倒と思う人もいるかもしれません。それはプラスチックを使う企業が困るのと同じように。まずは親が意識を変える必要があるかもしれません。学校や地域がこどもたちを動かす流れを作るのが大事ですね。この映画はその流れを示してくれているのでそこを真似て実行できる地域や学校が日本でもあれば良いと思います。私自身のきっかけは、3.11の後、川にプカプカ浮いているビニール袋を見てちょうど震災で環境の意識が高まっているタイミングだったので、ビニールもらうのを一切やめようと決め、実行しました。その他、自動販売機を使わない、電子レンジも使わない、ドライヤーも使わないなど、ひとりで運動しています。今はペットボトルは1年に数本しかごみに出していないです。一時期は食材の買い物のときに、容器が何かで決めていました。食べたいものより、容器が何かどうなっているかで、燃えるか、など。デパ地下でタッパーを持っていって、ランチの食材を買っていたこともありましたが、受け入れてもらえない店もありました。服を買う時はPeopleTreeのものでほとんどそろえています。コットンは農薬問題があるので、オーガニックコットンを買うようにしています。先日シサム工房で、別の映画を観てなぜごみが海に流れるのか謎でしたが、今回の映画で排水の問題なのだとわかりました。今回の映画を創ってくださった佐竹監督や上映してくださった団体(ごみ減)の皆様に感謝いたします。有難うございました。