2018年度ペットボトルリサイクルの現状をテーマにした大学講義の報告

京都市ごみ減では、2016年度秋から「リーフ茶の普及で、ペットボトルを減らそうキャンペーン」を実施しています。その事業の1つに「リーフ茶大学講義」があります。リーフ茶とは「葉っぱから淹れたお茶」のこと。近年、緑茶といえばペットボトルに入った茶しか知らない人か増えましたが、その背景でどのような問題が起きているか、お話ししています。
主に京都市内の大学数校にゲスト講師として招いていただき,ペットボトルリサイクルの現状や川ごみ,海ごみ問題とのつながり、そしてペットボトル飲料の身近な代替手段としてのリーフ茶の魅力や普及活動などを紹介しました。

詳しくは、以下のサイトで報告しています。
リーフ茶大学講義成果報告 平成30(2018)年度も大きな成果が出ました。

ここでは簡単に報告いたします。
開催校は下の表のとおりです。各校とも90分の1講義の実施です。参加した学生からアンケートを回収は、2018年度は651枚でした。

この講義の前に、学生たちにペットボトル飲料の普段の利用について尋ねました。500mlボトルで1日1本以上は「よく利用する」、数日で1本なら「時々利用する」、「ほとんど利用しない」り三択で答えてもらいました。「よく利用する」は38.5%。
講義を通じて、上記のようにペットボトルリサイクルの現状や代替手段(リーフ茶以外も含めて)を紹介したところ、講義終了時のアンケートでは「今後も、よく利用する」は8.5%、「少し減らす工夫をしてみようと思い」は76.8%の回答がありました。