ハイムーン漫画から学ぶ環境問題4「矛盾環型社会」

【ハイムーン先生の環境漫画の説明】

巷では「循環型社会の構築」や、「資源を大切」にと、リサイクルが盛んになっていますが、一方では100円ショップやディスカウントショップが次々と出来て、安さゆえに使い捨てられる品物があふれています。循環型社会に矛盾する動きですね。

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【グラフの説明と背景情報】

グラフが示すように、安価な使い捨て商品の増加は、プラスチックごみの増加に反映しました。グラフ中、棒グラフはプラスチックごみの排出量を表し、折れ線グラフはプラスチックごみの輸出量を表しています。それぞれ単位が違いますのでご注意ください。しかしながら、2015年前後は、全プラごみ排出量の10%以上が海外に「輸出」されていました。
 リサイクルは盛んになりましたが、大量に集まるプラスチックごみを国内だけでリサイクルできず、海外(2017年まで主に中国)に輸出していました。

近年の輸出量の減少は、2017年末の中国による海外からのごみ輸入規制によるものです。ただし、その後も主に東南アジアの国々に輸出先を変え、プラスチックごみの輸出が続いています。