廃プラの輸出推移とその時代に起きたできごと
・プラスチックくずの海外輸出量を、財務省の貿易統計をもとに調べたデータをグラフ化しました。
・グラフに社会状況を書き足しました。プラスチックリサイクル制度が整備された後、特に2000年以降、海外輸出量も増加し、最盛期には168万トン以上の廃プラが外国に輸出されていました。
・その大部分の行き先が中国でしたが、2017年の中国による外国からの廃プラ(原則)禁輸以降、日本の廃プラ輸出量も大きく減少しています。それでも年間80万トンの廃プラが外国に輸出されています。
(財務省の貿易統計では、プラスチックくずと表現していますが、生産ロスなど、工業原料として価値の高いプラスチックも含んでいます)
図をクリックしてもらうと拡大します。
データの出典:財務省貿易統計 全国分品別国別表(9桁の統計品目番号のうち、3915で始まる品目を抽出)輸出から
各年のデータは暦年
https://www.customs.go.jp/toukei/info/tsdl.htm 2021年6月4日確認 作図 堀 孝弘(京都市ごみ減量推進会議)