生産、消費、廃棄、ごみ輸出 四種合わせグラフ
日本国内でのプラスチック樹脂の生産量と消費量、廃プラ、プラごみ輸出量をひとつのグラフにまとめてみました。それぞれの量、増えた時期、増え方、これらを比較することができます。
プラごみの増加は、消費の増加から少し遅れて伸びていましたが、1998年頃からほぼ並行するようになりました。このグラフだけではわかりませんが、使用される期間の短命化も消費量と廃棄量が近くなった理由のひとつかもしれません。
プラごみ輸出は、2000年頃から量が増えていきますが、日本国内でプラスチックの回収・リサイクルが盛んになる時期と重なっています。2018年の中国の廃プラ禁輸以降、日本からの廃プラ輸出は減少しています。
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データ出典:2021プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況
一般社団法人 プラスチック循環利用協会 2022年12月発行
https://www.pwmi.or.jp/pdf/panf2.pdf プラスチックの生産量・消費量・排出量の推移
グラフ作成 堀 孝弘(京都市ごみ減量推進会議)