プラごみの増え方(1980年〜2020年)

  プラごみはどんな増え方をしたか ・日本国内でのプラスチックごみの発生状況です。1980年と2000年のわすが20年間だを見ても、約3.5倍に増えているのがわかります。2000年からリーマンショック前の200 … 続きを読む

プラスチックの生産、消費、廃棄、輸出量

生産、消費、廃棄、ごみ輸出 四種合わせグラフ

日本国内でのプラスチック樹脂の生産量と消費量、廃プラ、プラごみ輸出量をひとつのグラフにまとめてみました。それぞれの量、増えた時期、増え方、これらを比較することができます。

続きを読む

プラスチックの生産量(国内と世界)

プラスチックの増え方 ・プラスチックは第二次世界大戦後、世界に広まり、人々の暮らしを劇的に豊かにしてくれました。安く、大量に、どのような形・色にも成形でき、腐らず、水にも強いというとてもすぐれた性質をもっています。 ・と … 続きを読む

PETボトルの用途はほとんどが清涼飲料

日常、よく使われるようになったPETボトル でも、生活必需品ではない。 ・PETボトルは1990年代の後半から4倍以上に消費量が増えました。これだけ消費量が増えると「生活必需品」と思う人もありますが、PETボトルの用途の … 続きを読む

プラごみ排出量と海外輸出量

プラごみ輸出は大昔から行われていたわけではない

 図をクリックすると拡大します。

プラスチックは私たちの暮らしを便利で豊かなものにしてくれました。でも、プラスチックごみの排出量をみると、1980年頃、現在の4分の1程度でした。1980年から2000年までの20年間に排出量は3倍に増えました。少し遅れて、2000年頃からプラごみの海外輸出量も急増しました。

続きを読む

PETボトル回収・リサイクル率は高くなったけれど

回収率・リサイクル率は高くなったけれど… ・PETボトルリサイクル推進協議会の資料をもとに作成しました。ペットボトルのリサイクルは、多くの人・団体・行政・企業の努力と協力の成果として、たいへん盛んになりました。リサイクル … 続きを読む

ハイムーン漫画から学ぶ環境問題12「犯人は誰だ」

 図をクリックすると拡大します。

【ハイムーン先生の環境漫画の説明】

 今回の絵には深いテーマが込められています。ハイムーン氏の環境漫画はホノボノとしたものや、日常生活の中で見落としていることを、「はっ」と気づかせてくれるものが多く、そのため多くのファンを得ています。ただ、それだけでなく、政策の不備や事業活動の問題などに踏み込んだものもあり、そういった警告を「さりげなく」発してらっしゃるところに、ハイムーン漫画の奥深い価値や魅力があります。

続きを読む

ハイムーン漫画から学ぶ環境問題11「がんばれエコ派」

 図をクリックすると拡大します。

【ハイムーン先生の環境漫画の説明】

京都市ごみ減量推進会議は2016年秋から「リーフ茶の普及で、ペットボトルを減らそうキャンペーン」に取り組んでいます。この絵は、そんなごみ減にハイムーン氏が描き下ろしてくださったものです。手軽で便利、魅力的な商品の多いペットボトル飲料ですが、一方、普及しすぎて「お茶を淹れることができない人」、「スーパーやコンビニで売られているボトル入り茶しか知らない人」が現れています。
 茶葉から淹れた緑茶には、ペットボトル緑茶にはない特徴があります。特に煎茶は、一煎目、二煎目、三煎目へと、味や香りが変わっていきます。この特徴はペットボトル緑茶では絶対に再現できません。淹れた後の茶葉も「食べる」「脱臭剤」など様々な活用方法があります。たまには、ゆっくりお茶を淹れる時間を持ちたいものです。

続きを読む

ハイムーン漫画から学ぶ環境問題10「お茶の時間」

 図をクリックすると拡大します。 【ハイムーン先生の環境漫画の説明】 ・ハイムーン先生がイギリスで環境漫画展を開催された時、この絵も出展されました。ハイムーン先生は「この絵の意味がイギリス人に伝わるかな」と心配されたそう … 続きを読む

ハイムーン漫画から学ぶ環境問題9「われわれのことも考えて」

【ハイムーン先生の環境漫画の説明】

 水の中の生き物たちが「われわれのことも考えてくれよ!」と叫んでいます。日本の耕地面積あたりの農薬使用量は世界トップクラス、下水道未整備地域での合併浄化槽の普及率もまだまだです。
 とはいえ人間は、川の水が汚れても高度浄水施設(イオン浄化など)できれいにした水や、外国や山奥の渓流から運んできたボトル入りの水を飲むことができます。「自然志向」という言葉は広がりましたが、自然から切り離された生活を送っている姿がこのようなところからも見えてきます。

続きを読む